ドラァグクイーンスクール『Switch』養成コース第二期も大詰めの第八回。
JAO☆TRICKちゃんのデビューも刻一刻と迫っております。
今回のレッスンは踊り込みの予定でした。
前回のレッスンで編集済みの音源に、ライラ校長による振り付けが出来上がっております。
後はひたすら身体に叩き込む時間、となる筈でしたが、何事もそう予定通りにいかないのが世の常ですね。
ショーのネタバレにも繋がりますので、詳細には触れませんが、JAOちゃんの通し稽古を見た講師陣、一旦流れを止めました。
JAOちゃんと再度差し向かいで、ショーで何を表現したいのか、更には、まだ隠れている肚の内をえぐるように掘り下げていきます。
技術ではなく、熱量が足りない。
この辺りはまさに産みの苦しみ、JAOちゃんにとってはしんどい作業が続きます。
デビュー本番が近づく重圧の中で、ショーを再構築するのはかなりの冒険でもあります。
しかし、それを跳ね退けた者だけがステージに立てるのです。
揃って昭和の亥である講師陣、JAOちゃんを追い込んで、追い込んで、そこから生まれるエネルギーを全て、ショータイムの一瞬に叩き付けます。
彼女の必死の力を引き出すのが、我々講師陣の仕事です。
ですから、あとはJAOちゃん、四の五の言わず、ひたすらに苦しんで、のたうち回って、涙も枯れたところで、踊り狂うだけです。
あと二回のレッスンを終えたら、そのまま本番です。
いざ勝負❗乞うご期待‼️